2010年5月18日火曜日

自分の残した足跡

今日、フランクフルトから1通のメールが届きました。
ドイツでの2年間、一緒に住んでいたティナからでした。

去年のクリスマス、私はティナにクリスマスカードと小さなプレゼントを送りました。
ついでに八百屋のミヒャエル宛のカードも同封して
ティナから渡してもらうように託しました。


それから今日まで約半年。。。


彼女からは何も連絡はありませんでした…。


ちゃんと届かなかったのかな…?とも思いましたが
ドイツ人のことだからのんびりしてるんだろ~と思って
私もいつのまにか忘れていました(笑)


彼女からのメールにはこう書かれてました。


『あなたに私が無事なことを知らせないとね。

あなたからの手紙とプレゼント、とっても嬉しかったわ!
本当に本当にありがとう!
それと、あの八百屋さんにもちゃんと渡しといたわよ。彼もとっても喜んでいたわ。
たぶん彼もあなたにお返事をしたんじゃないかしら?
(いや、来てないけどね。。。笑 律儀に返事を書くような人じゃないからさ)

実は去年の11月から3月まで体調を崩してて、病院通いの日々だったの…。
仕事が大変すぎて体を壊してしまったのよ。
(ティナは学校の先生です)

でも今はもう元気になったわ!
チコとルイ(2匹の猫たち)もとっても元気よ。

あなたは元気?去年のあなたのリサイタル、きっと成功したんでしょうね~。
あなたの写真、とっても綺麗だったから!
(チラシのデータと本番の写真をメールで送って報告したんです)

残念だけど、今からまた学校へ行かないといけないの。だから今日は手短に済ませるわね。
でも今週末は時間があるから、またメールするわ。

あなたがご両親とドイツに旅行に来れたらとっても素敵ね。
そのときはぜひ会いたいわ!あなたのご両親ともね。』


何のたわいもないメールだけど、なんだか私がドイツで生きてた足跡を感じました。
たったの2年間だったけど、毎日ティナと猫たちと「おはよう」の挨拶を交わし
毎日「行って来ます」「ただいま」の言葉を交わし
毎日「お休み」と言って眠りについた。

2年の間、いろんな人と出会いました。
その人たちの記憶の中にも、ちょっとだけでも私の足跡が残ってるんだなぁ。


東京に一人で悶々と暮らしていると
ドイツなんて(物理的にも記憶的にも)遠すぎて、どんどん夢の国になりつつあるけど
彼女からのメールで、自分の存在を再確認しました。


今度ティナと猫たちに会うのがすごく楽しみだ~♪










。。。あとミヒャも(笑)

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